1月〜12月までそれぞれ曲を当てはめてみる【邦楽・厳選した12曲を紹介】

ふと、「もう年末なのか」と思い月にあった曲を12曲選んで見ることに。共感を得たいがため少し有名な曲をチョイスしてみました。

 

 

1月:Perfume 「STAR TRAIN」

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手探りで夢をみる 何もない ただ信じて

宇宙(そら)までが遠いほど 片道切符を求めて

一月は新しい一年が始まった月なので、スタートラインに立てるような曲を。Perfume 「STAR TRAIN」。誰もが新しいことを始めるときは手探りで無我夢中に、根拠のない自信とともに始動するのです。

I don't want anything いつだって今が
Wow 常にスタートライン
Music is everything 遥かなユニバース
Wow 走れ STAR TRAIN

いつだって今が常にスタートラインなんです。みなさん、そうなんです。思い立ったら吉日と言う言葉がある通り、どんどん新しいことを始めていきましょう。その経験を元に次何をするか考えればいいのです。失敗は苦しいものと捉えずに!

 

詳しくは考察ブログをば。この考察をみた後に、もう一度聞くとまた違う一面が知れますよ。 

 

fujimon-sas.hatenadiary.jp

 

2月:tofubeats「水星 feat オノマトペ大臣」

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めくるめくミラーボール乗って水星にでも旅に出ようか
いつか見たその先に何があるというの
きらきら光る星のはざまでふたりおどりあかしたら
もっと輝くところに君を連れて行くよ

正直、2月は思いつきませんでした。イベントなくないですか。ただイメージとして「アップテンポではない」「星」「夢」「夜」があったので、tofubeats「水星 feat オノマトペ大臣」を選んで見ました。DAOKOの方よりもこっちの方が2月かなと思って無理やり。ごめんなさい。この月に関しては、ぼんやりとしたイメージです。

君がまだ知らぬ夜があり
僕がまだ知らぬ朝がある
娘は夜な夜な家出して
息子はまだまだ夢を見てる
あの子が気になる動画の中
あと少しだから臆病になる
止まってないで転がって踊れ
喋ってない絵の中 動くまで

 

3月:レミオロメン「3月9日」

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僕にとっての3月は卒業式の月。別れの月です。レミオロメンの「3月9日」は思い入れの強い曲です。筆者も学生の頃卒業式で歌いました。初恋のあの人は今どこにいるのでしょうか。同窓会に行きたくなりますね。

瞳を閉じれば あなたがまぶたの裏にいることで

どれ程強くなったでしょう あなたにとって私もそうでありたい

青い空は凛と澄んで 羊雲は静かに揺れる 
花咲くを待つ喜びを 分かち合えるのであれば それは幸せ  

「青い雲は凛と澄んで、羊雲は静かに揺れる」この歌詞を聞いただけで、若かりしあの頃の記憶がさっと蘇ります。最近、皆さんは空を見上げて、雲の形を捉えてますか?仕事に疲れた目線は、どうしても電子画面を向きがちですね。今一度、空を見上げて見ませんか、雲の形は昔と変わっていないことに気づくはずです。

付け加えるとすれば、15歳の堀北真希が拝めます。尊い

4月:Special Favorite Music「Dribble」

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エネルギー溢れる9人の若葉が、ひたむきに奏でるメロディーラインは青葉生い茂る4月に映える。軽快なテンポは少し昔のJPOPを彷彿とさせるところも、新しく前に踏み出す季節である4月にぴったり。

1人の夜は君のことを 思っているよいつもそうさ

このまますべて忘れそうな 君の声が聞こえるから

こんなアップテンポなのに、歌詞は少しネガティブな感じも匂わせる。それは若さゆえの苦悩と葛藤を表しているようにも思える。PVから見える9人の若者のエネルギーが聞いている私たちにも伝わってくる、眩しい一曲。

いつまでも まだ鳴り止まない 僕のハートビート

こんな感情、責任重大な仕事の時にしか生まれません。もっと周りに目を抜けて、楽しんでいかないと。頑張ろ。

 

5月:くるりユーミン「シャツを洗えば」

 

5月と言えば、ゴールデンウィークゴールデンウィークと言えば青空と洗濯物(?)。そんなニュアンスをすべて歌にまとめあげたのが、くるりユーミンの「シャツを洗えば」。ぜひ何かしらで本家を聞いて見てください・・・。

雲ひとつない青空 日曜日早く起きてよ
ランドリーマシーン 回る回る目が回る
起き抜けのキスも後回し
シャツを洗えば青空が手まねきするよ

爽やか。歌詞を見るだけで情景が思い浮かぶのは、作詞家の力ですね。(くるりの2人とユーミンの3人で書いたようです)「青空が手招きするよ」まるで絵本のような擬人法を交えつつ、それでもなお大人の感覚を燻ってくる「起き抜けのキスも後回し」。あらやだ。

ひらひらと思いで乗せて
シャツもまた君と同じで青空を愛していたね

さぞかし、「君」は綺麗で可愛くて愛おしい人なんだろうね。この歌詞は男性が見るときと、女性が見るときで、「君」の性別って変わるのかな。どちらにしろ、私は君のことが大好きなんだろうね!!!!!あらやだ!!!!!!

君がいるかな 広いベランダで 君の匂いが恋しくなったら
太陽が目を開けた 眩しくて早く起きろって 洗濯だ

人の想いって擬人法に乗せると、こうも愛おしい表現になるんですね。とにかく晴天の日に洗濯物を干したくなる一曲でした。あらやだ。

 

6月:椿屋四重奏「紫陽花」

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笑いながら恋は 雨に流れて消えた
虹色の濁った希望と共に
笑いながら君は 雨に流れて消えた
ずぶ濡れの紫陽花みたいに
綺麗で悲しい

雨に流れて消えるのは、君も希望も恋も。綺麗で悲しい。雨はいろんな物を流していきますね。良いものも悪いものも一様に流してくれますが、椿屋四重奏の紫陽花は「君」と「君の思い出」が流れていきます。

じゃれ合う晴れの日には
曇りひとつなく笑って
やみそうもない雨の日には
傷ばかりを作ったふたり

こんな特別な思い出も全部、ただ無情に、雨は流してくれます。雨は昔から情緒的な存在として取り上げられますが、どうしてでしょうか。非日常な雰囲気だから、少し暗い雰囲気だから、雨音が邪魔な音をかき消してくれるから。どうしてでしょうね。

 

7月:LUNKHEAD「夏の匂い」

近づく街の光映した二両電車の窓
カナカナが鳴いてた いつもと同じ夏の匂いがした

実家に帰るときの電車の中で、毎回聞いてます。「夏の匂い」抽象的にで言葉にし難い表現ですが、分かるんです。夏の匂い。夏の匂いって「セミの鳴き声」「ジリジリする日照り」「コンクリートの照り返し」「吹き出す汗」といった五感全てをまとめた言葉なんだと思ってます。確かに昔と今では感じている夏の匂いは少し違いますが、それは大人になって感覚が少し変わっただけなんですよね。変化も含めて楽しみましょう!

もうすぐ君に会える 光の中で君が待ってるから

だからお願いもう少しだけ 早く、急いで僕らの街まで

この感覚は恋ですね。青春は光り輝いています。多部ちゃん可愛い。

 

8月:フジファブリック若者のすべて

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真夏のピークが去った 天気予報士がテレビで言ってた
それでもいまだに街は落ち着かないような 気がしていた
夕方5時のチャイムが 今日は何だか胸に響いて
「運命」なんて便利なものでぼんやりさせて

情緒的な詩を書き、聴くものを魅了した志村正彦。生を全力で駆け抜けた彼はもう、この世にいません。彼の蝋燭は常にバチバチの弾ける音がしていたに違いありません。

上三行の日常的な風景から紡ぎ出される、最後の一行が煌めく非日常。運命なんて便利なものでぼんやりさせて、高尚な言葉ではぐらかすこと以外僕らにはできないんです。それが正しいのかどうかも知らずに。

世界の約束を知って それなりになって また戻って

外套の灯りがまた一つ点いて家路を急ぐよ
途切れた夢の続きを取り戻したくなって

最後の花火に今年もなったな 何年経っても思い出してしまうな
ないかな ないよな きっとね いないよな
会ったら言えるかな 瞼閉じて浮かべているよ

「社会の厳しさ」と「昔の思い出」の狭間で彼は何を思ってたんでしょうか。過去は美化されます。それでも途切れた夢の続きを取り戻したくなって。何年経っても思い出してしまうような。苦しい胸の内を吐き出すその声は、穏やかで落ち着いていた。

 

9月:ecosystem「夜の街」

夜の街

夜の街

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9月って僕の中のイメージ、少し寂しい夜の街ってイメージなんです。昼間はまだまだ暑いけれど、夜は肌寒くなってきて。でもまだみんな声には出してなくて。

夜の街、越えて駆け出して
街灯よ、優しく包んでくれ
ないものが あると証明されて
あるものが ちょっとあしらわれた...

寂しいんです。街灯にすら、優しさを求める季節。ないものがあると証明されて、あるものが少しあしらわれる。そんな季節。9月病という言葉があるように、(シルバーウィークが原因かもしれませんが)暑さが過ぎ去った後に残るのは、微かな淋しさ。

周りの、目も気にせず、何かを犠牲にしてやってきて
わざと不安定を選んで、懐かしさなんかを探がしてるよ

とにかく、ひたすら、無我夢中で頑張る私たち。わざと挑戦的になって、疲れて、寂しくなって。そんなとき懐かしさは私たちを癒してくれるんです。表面上でも癒されれば、私たちはもう一度頑張れる。そう言い聞かせて。

みだれた髪も、優しい口調も、
笑顔で触れてたいよ
形あるモノ、自分で壊した世界、
すれ違っても、消えないで

  

10月:神聖かまってちゃん「夜空の虫とどこまでも」 

夜空の虫とどこまでも

夜空の虫とどこまでも

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夜も過ごしやすくなり、月見なんて風情あるイベントもあります。鈴虫の声とともに秋十五夜を楽しんで見ませんか。そんな一曲に神聖かまってちゃん「夜空の虫とどこまでも」インストの曲なので歌詞はありません。ストーリー性とかテーマ性が問われるインスト曲ですが、この曲のインパクトは情景が簡単に浮かぶところ。タイトルとメロディが混ざり合って生み出されるイメージはまさにインストの醍醐味

坂本龍一も認めたメロディラインって言うと、厳かに聞こえてしまうけど、素直に聞いて欲しい、そんな一曲。

 

11月:サカナクション「聞きたかったダンスミュージック、リキッドルームに」 

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最近、こんなコラボレーションが実現したんですね。おしゃれ×おしゃれ×おしゃれ。その中でもサカナクション「聞きたかったダンスミュージック、リキッドルームに」 はドおしゃれ。動画もおしゃれ。流石サカナクション「夜」と「音」が実しやかに交差し混じる。11月は、夜と音が忍び寄って混じるイメージだったのでぴったりかなと。

「ここでしか会えない他人」である「君」と過ごす夜。そこには「聴きたかったダンスミュージック」があり、その音が震わせる「AM1時の空気」がある。夜はやがて朝になり、夢は覚めていく。しかしその空間の感触だけはいつまでも残り続ける——音楽が描き出す日常と非日常の曖昧な境界、その中で出会う「他人」との交歓、言うなれば音楽が生み出すコミュニケーションのもっともプリミティブな形がそこにはある。「NF」がまさしくそんなイベントであるように、山口にとってのリキッドルームはその原体験を想起させる場所なのかもしれない。

http://www.liquidroom.net/review2/201510/%E6%96%B0%E5%AE%9D%E5%B3%B6/より引用

 

12月:ポルノグラフィティ「Hard Days, Holy Night」

Hard Days, Holy Night

Hard Days, Holy Night

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クリスマスソングはいろんな数ありますよね。そんな中で、このポルノグラフィティの「Hard Days, Holy Night」は風変わりなクリスマスソングです。物語は男女2人の12/24。

猫も走るほど 忙しいこんな年末に
どいつが持ってきたんだろう X'masなんか
可愛いあの娘が待っていますから
そんなことどんな顔して課長に言えばいいのか

クリスマスなのに仕事が忙しくて帰れません。そんな男性は世の中に、たくさんいるんじゃないでしょうか。「でも可愛いあの子が待っていますから、早く帰らせてください」そんなこと言える人は一握りでしょう。

去年はふたり 朝からツリーを飾りつけ
友達呼んで 朝までパーティーしてたね
今や就職一年目の悲しいかな社会人だぜ

これが現実です。ああ無情。

女とはなぜこうもイヴに厳しいの
会えないなんてことになると まるで犯罪者だ

飛び乗るTAXIのラジオから流れる
雨は夜更け過ぎに何に変わるんだったっけ?

 社会を少し風刺的に捉えたこんな歌詞も、岡野さんの声に乗ればポップに生まれ変わる。素敵。雨は夜更け過ぎに何に変わるんだっけ?忙しすぎてそんなことも思い出せません。でも聞いている私たちからすると分かってしまうんですよね。まるで物語と対話してるみたいに。